リンクアーキテクツが設計、日本で初めての家具モデラーである宮本茂紀氏が製作を担当したオリジナルチェアです。受注生産品として3種類のバリエーションをご用意しています。購入をご検討の方はCONTACTページよりお問合せください。
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「浮雲」
「蠢(うごめ)くもの」をテーマに、同じ形状の部品を用いて異なる3つの椅子を製作したシリーズの一つである。薄い鋼板が持つ強度と靱性を活かして、座った時にかかる力によって緩やかな揺れを感じられるようにしてある。椅子という固定された形式と形を崩し、そこに動きを入れることを試みた。その様子をドローイングで表現し、上下どちらからでも見られるものとした。
「浮雲」は、一人で座るときも複数の座り方があり、二人で座ることもできるなど、座る人が座る場所を自分で探すような体験を促す。近代小説における二葉亭四迷の言文一致のように、彫刻のような鑑賞して味わうもの(文)と生活のための道具(言)が一致する瞬間を、座っている時間に求めようとした。



「オーバル」
「蠢(うごめ)くもの」をテーマに、同じ形状の部品を用いて異なる3つの椅子を製作したシリーズの一つである。薄い鋼板が持つ強度と靱性を活かして、座った時にかかる力によって緩やかな揺れを感じられるようにしてある。椅子という固定された形式と形を崩し、そこに動きを入れることを試みた。
特に「オーバル」は、座ったときに背もたれを支点として身体を左右に揺らすことで、ゆりかご現象による心地よさを生み出している。楕円形の幾何学をベロワ状のキルトが柔らかく覆う様子を宙に浮かべ、近代小説における二葉亭四迷の言文一致のように、彫刻のような鑑賞して味わうもの(文)と生活のための道具(言)が一致する瞬間を、座っている時間に求めようとした。



「座巾」
「蠢(うごめ)くもの」をテーマに、同じ形状の部品を用いて異なる3つの椅子を製作したシリーズの一つである。薄い鋼板が持つ強度と靱性を活かして、座った時にかかる力によって緩やかな揺れを感じられるようにしてある。椅子という固定された形式と形を崩し、そこに動きを入れることを試みた。
厚口の和紙を布下地で強化した座を持つ「座巾」は、座る前と座った後で椅子の形が緩やかに変化する。近代小説における二葉亭四迷の言文一致のように、彫刻のような鑑賞して味わうもの(文)と生活のための道具(言)が一致する瞬間を、座っている時間に求めようとした。


